2024.10.16

しごとが生まれ、ひとが集まり、まちが動く 地方創生の10年

地域活性化はどこまで進んだのか? まちづくりの新たな潮流 住産業界が担う役割と期待

「まち・ひと・しごと創生総合戦略」が動き出してちょうど10年が経過した。
この10年の間に、新型コロナウイルスの感染拡大があり、地震や豪雨など大規模な自然災害が相次ぎ、働き方改革が急速に進むなど社会環境は大きく変わってきている。
こうしたなか10年前に掲げた東京一極集中の是正、若年層の就労や子育ての希望の実現、地域課題の解決は、「まち・ひと・しごと創生」が「デジタル田園都市国家構想」に代わっても引き継がれ、国をあげての取り組みが進められている。
「地域活性化」は、住産業界においても最も重要なテーマの一つ。
むしろ住産業界のさまざまな事業者が担うべき役割は非常に大きく、大きな期待を集めていると言っていい。
地方創生の取り組みはまだまだ道半ばと言っていい。
こうしたなかで住産業界には何が求められるのか。
地方創生の10年間を概観しつつ、住宅事業者や自治体のさまざまな特徴的な取り組みを追った。

特集:地方創生の10年