宅内熱中症をどう減らす

9月に入っても暑い日が続く。台風一過のすがすがしい日はほぼなく、湿度の高い日ばかりである。

気象庁のデータによると、8月の平均気温の、基準値(91~20年の30年の平均値)からの偏差は+1.84℃。これは23年の+2.16℃に次ぐ2番目の大きさだ。

こうしたなかで消防庁が8月の熱中症による救急搬送状況を公表した。さぞや今年は多かったのではと思いきや全国の搬送人数は3万2806人。正直、もっと多くなるのではと想像していた。というのも、7月の搬送人数が4万3195人と、昨年の3万6549人を大きく上回り、過去2番目の多さだったからである。

8月の宅内熱中症による搬送者は12719人に(写真はイメージ)


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