能登半島に“人”と“生業”を

人がいない…これが一番印象的であった。

7月末、能登半島地震の被災地を回ってきた。週末であったこともあり、金沢駅は多くの観光客でごった返し、駅前で借りたレンタカーで中心市街地を出るまでは道も混雑していた。しかし、金沢と能登半島を結ぶ自動車専用道路「のと里山街道」を北上するほどに車の台数が減る。すぐ横を海岸線が長く続く美しい景色を満喫できるが、途中のSAでも他県ナンバーの観光客らしき人は少ない。

「のと里山街道」から望む日本海の夕日


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