前例主義からの脱却

「見せてつながる住まい」をコンセプトとした賃貸住宅プロトタイプの1/2模型をバックに、大東建託関係者と、プロジェクトに参加した4つの研究チームを代表する学生さんたち

大東建託は、2024年に創業50周年を迎えるにあたり、「未来の賃貸のカタチ」をキーコンセプトに、多摩美術大学と産学共同研究のプロジェクトを22年6月に立ち上げ、次世代賃貸住宅のプロトタイプ商品の開発を進めてきた。一般的に、学生を対象とした建築コンペなどでは、アイデアを募集し優秀作品を表彰するというものが多いが、このプロジェクトのすごいところは、グランプリとなった作品を、実際に同社の賃貸住宅商品として発売することだ。

同大学の環境デザイン学科、生産デザイン科、グラフィックデザイン学科、芸術学科の学生計35人が4つの研究チームに分かれ、未来の賃貸住宅のコンセプトを考え、そのコンセプトを建築模型や、リーフレット、PRムービーなどを駆使してカタチにした。


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