地方創生で注目の「道の駅ましこ」 町の持続性を折り込んだマネジメントで人口の約36倍、76万人が利用

「道の駅ましこ」の正面。トイレ、公衆電話、自販機、郵便ポスト、キッチンカーがある

国土交通省認定「道の駅」は、現在1198か所(2022年8月)がある。道路利用者の休息所の目的から、さらに発展し、現在は、地方創生への取り組みへと動き始めている。

注目は栃木県芳賀郡益子町「道の駅ましこ」だ。景観や地域性を生かしたデザインは町の持続性を折り込んだマネジメントまでが組み込まれ展開されているからだ。

益子町は栃木県の南東部。焼き物の町として知られる。町の面積は89.40㎢。人口は2万1160人(2023年1月)。「道の駅ましこ」は益子駅より約4km。車で5分。町の南側にあり町の玄関口という位置づけ。正面は天井まで届くガラス張り、裏側もガラス張りになっている。屋根は三角形のものが三つ連なる形。道の駅の背景に広がる田園、山並みの景観に溶け込むように設計されている。


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