トクラス、中高級層向けキッチンを18年ぶりに刷新

トクラスは、これまで展開していた中高級層向けシステムキッチン「Berry（ベリー）」に代わる商品として、新たに「Collagia（コラージア）」を発売した。主力の中高級層向けキッチンの刷新は18年ぶりとなる。

中高級層向けシステムキッチン「Collagia（コラージア）」を9月に発売した。同社ではこれまで、システムキッチン「Berry（ベリー）」を中高級層向けに展開してきたが、18年ぶりに商品体系を刷新する形になる。

刷新の背景には、生活スタイルの変化がある。コロナ禍で在宅生活が一般的となった中、キッチンを取り巻く環境にも変化が訪れた。同社によれば、「コロナ禍の外出自粛後、家庭での料理参加人数が増えた」と回答した人は34.4%、「家庭で一緒に料理を作って楽しみたい」と回答した人は67.8％に上る。

しかし、在宅時間の増加で「増えた家事」、「負担の大きい家事」共に、最も多く声が上がったのが料理だ（同社調べ）。加えて、在宅によりキッチンに立つ機会や人数も増加し、キッチンは家族全員が過ごしやすい空間であることが望まれるようになった。

コラージアは、「家族の“ひととき”を楽しむキッチン」をコンセプトに、コロナ禍で浮上したキッチンに対するニーズに3つの訴求点から対応する。

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