[TOKAI]住まいに浄水場を設置 雨だけで暮らせる
雨水や生活排水を活用し 365日自給自足を実現する
OTS ハウスは、雨と太陽という自然の恵みを生かし災害時でも避難せずに暮らすことができる家。
最上位グレードは水道水を使うことなく生活することも可能だ。
TOKAI(静岡県静岡市、小栗勝男代表取締役社長)は、雨と太陽で暮らす家「OTS ハウス」を2021年から展開している。そもそもは、雨と太陽の光という自然を利用しないのはもったいないという発想からの取り組みである。翌年には東日本大震災が発生、以降も大きな自然災害が続くなか、災害対応をコンセプトに加え展開を続けている。
水の確保、電気の確保という二つの切り口から、「アドバンス」、「ウォーターコンシャス」、「バリュー」という3つのグレードを提案する。
「アドバンス」は、水と電気を基本的に365日、自給自足することができる最上位のグレード。雨水を貯めて浄水、減菌することにより生活水として利用、さらに生活排水を合併処理浄化槽で一次浄水した後にRO浄水装置を通すことで「純水」と「濃縮水」に分別、「純水」を生活水として再利用する。「濃縮水」は一部が合併処理浄化槽に戻り浄水を繰り返し、残りは下水道へと排出する。365日、雨だけで暮らすことができる完全なる水の自給自足システムだ。家のなかに浄水場があり水を作っているともいえる。一方、電気については、48kW/hという大容量の蓄電池を設置し、太陽光発電と組み合わせることで365日、電気を買わずに済む暮らしを提案する。
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