女木島に大学の友人3人で移住、起業

発端は「島を盛り上げたい」という祖母の相談 獣害を避けコンテナでキクラゲを栽培、カフェも運営

三島夫妻運営の「鬼ヶ島倶楽部」。店内は古いオルゴールや家具などによりアンティークで満たされていて、旅の人たちに人気となっている

香川県高松市の港からフェリーで20分のところに女木島がある。面積262㎢、海岸線長8.9km。高松港から約4km。最初に訪れたのは2010年から始まった「瀬戸内芸術祭」。それから度々訪ねている。というのも高松市の知人、三島光春・恵子夫妻が古民家を購入し、住まいの隣にアンティークな品々を集めたカフェ「鬼ヶ島倶楽部」を始めたからだ。名前の由来は女木島には桃太郎に出てくる鬼が住んでいたという伝説があるから。女木島は人口168人、世帯数は107世帯。半農半漁の島だが、最近は、島でゲストハウスを開業する若い人も出てきている。

高松港も近いことから海水浴に来る人も多い。「瀬戸内芸術祭」が始まってから、開催中は多くの人達も訪ねてくるようになった。島の海岸は美しく、心地よい癒しを与えてくれる。

キノコ栽培のコンテナの前で。左から富田耀士さん、中條祐太さん、河原健太さん


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