住まい意識:「首都圏白書」「土地白書」

変わる社会 変わるくらし ⑤

【首都圏白書】テレワーク普及で自宅周辺が重要に ワーケーションや移住への関心も高まる

コロナ禍で特に首都圏ではテレワークの普及が急速に進んだ。これに伴い、自宅付近の生活圏により重きが置かれるようになった。
一方で、仕事をする場所の制約が小さくなったことで、ワーケーションや地方移住への関心も高まっている。


■活動別の最も頻繁に訪れた場所(新型感染症流行前から調査時点(2020年8月)への変化)

自宅近くの住環境に目が向く
外食や趣味楽しむ

緊急事態宣言下での政府による出勤自粛の要請などにより、コロナ禍でテレワークの導入が大きく進んだ。特に東京圏ではその傾向が顕著で、第一回目の緊急事態宣言が発出された2020年4〜5月は、発出前の3月と比較して、テレワーク実施率が2倍以上となった。

テレワークの普及拡大により、暮らしや住まい方に大きな変化がもたらされた。

その一つが、自宅周辺の住環境に改めて注目が集まったことである。テレワークや外出自粛で、自宅周辺で過ごす時間が増えたためだ。

「首都圏白書」では、コロナ前後で訪れた場所の増減についての調査を掲載している。


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