大和ハウス工業、三協立山 共同開発した植物工場システムを来月から販売
高歩留や高回転など農家目線を重視
大和ハウス工業は、三協立山と共同開発した植物工場システム「agri-cube ID(アグリキューブ・アイディー)」の販売を10月から始める。
国内の農業は、農家の高齢化に加え、最近では異常気象による農作物の安定供給なども課題に加わってきている。このため、天候に左右されない植物工場への注目が集まっている。
今回、販売を始める「agri-cube ID」は、大和ハウス工業がこれまで永年培ってきた工業化建築の技術力と、三協立山が高度な栽培技術の融合により独自開発した「送風システム(特許出願中)」や「養液管理システム」と、エアコンなどの設備機器を組み合わせることで最適な栽培環境の整備を実現した。農家が所得維持で最も気にする1つの歩留まりや、収量、回転率などの高水準化を可能にした。野菜の成長には「風・光」が不可欠だ。全ての野菜に均一量当たるよう、三協立山が独自開発した「送風システム」と、最適配置されたLED 照明を採用し、栽培棚ごとの生育ムラを抑えた。そして、大和ハウス工業が開発した「養液管理システム」も導入したことで、「高歩留・高収量・高回転」を実現した。
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