倉庫をリノベしてコミュニティーの場を創出 地域へ貢献 人脈が生まれ工務店の受注増にも

case4. 和歌山県田辺市その④後編


高垣工務店では「ハッピー・ハッピーチケット」5万円分のギフト券を、家を紹介したところと紹介されたところにプレゼントしている。ギフト券は家具屋、葬儀屋、自動車整備会社の車検、居酒屋、洋服屋、旅館、自転車屋などで使える。仕事で携わったお店だ。このアイディアは、最初5万円の現金だった。ところがこれが不評。「君たちが頑張っているから友達を紹介した。お金をもらったら友達を売っていることになる。そんなの止めてくれ」。「君たちらしくない」とも言われた。それで生まれたのがギフト券だった。これが評判となった。

そんな頃、高垣工務店の石山登啓さん(現社長)が統括部長のときに新聞でみたのが「たなべ未来創造塾」。見識を広げたいと応募した。その石山さん。実は社長の6年前まで契約社員だった。高垣工務店を30歳でやめて3年間家の仕事を手伝った。ところがうまくいかず辞めて高垣工務店に再就職。社長から『勝手にやめて、勝手に戻って、甘い』と言われ契約社員での雇用に。再就職の3か月後に社長がくも膜下出血で倒れた。次期社長は奥さんか現場のベテラン大工さんかとなったが、現場に精通していた石山さんが社長になることになったのだという。

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