エースホーム、多様化に対応しマルチブランド化を推進

こだわり層に“X スタイル”カテゴリーを提案

  


「エースホーム」と「ハック」の2つのブランドそれぞれに、こだわりと、オーソドックスという2つの切り口でのカテゴリーを明確化、2ブランド4カテゴリーに再構築した。多様化するニーズに応える。

住宅フランチャイズを展開するエースホームが商品構成を2ブランド4カテゴリーに再構築、既存商品を順次リニューアルし発売していく。

同社はインドア嗜好の都市型生活者に向けたブランド「エースホーム」に加え、昨年、アウトドア志向の田園生活者に向けた「ハック」ブランドを立ち上げ、マルチブランド戦略をスタートさせた。「生活者ニーズが多様化する中、さまざまな好みにあわせた品ぞろえが必要」(商品企画部・岡田部長)という狙いだ。

「ハック」は、ログ構造の「ハックログ」と、木造軸組構造の「ハックベース」という2つのカテゴリーを持つ。木の住まいを好む「ベース」と、さらに本格的な木へのこだわりを実現する「ログ」という、木へのこだわりの違いを明確にしている。

一方、「エースホーム」はマスの市場での展開を行い、比較的ベーシックな住まいが特徴で、こだわり層向けの商品ラインナップがなかったことから尖った商品である「X スタイル」を新たなカテゴリーとして設定した。一方、オーソドックスな住宅として、主力商品である「アンディ」を独立したカテゴリーとする。「アンディ」以外の既存商品は、そのコンセプト、特徴を先鋭化させて「Xスタイル」のカテゴリーに投入する。強い個性を持たせ、魅力を際立たせる考えだ。

2ブランド4カテゴリー を明確化したことから、 新たに「エースホーム」のブランドロゴを一新した
エースホーム全店大会において「時代を見据え、ブランド構築とマーケティングの深堀りこそが企業の雌雄 を決する」と語った押谷敏樹社長

こだわり層向けのXスタイル
アンディは3商品を順次発売

「X スタイル」は、よりニッチなこだわり層向けが特徴で、提案においてはユーザーとの価値共有が重要となる。主力の購買層は30 歳前後の第一次取得者層であり、「同世代の若い担当が価値観を共有したうえで、両社が取り扱いやすい商品とすることが重要」と、新たな販売手法を構築した。しっかりとしたストーリー性を持つ商品を開発したうえで、シンプルなブロックプランとする。どこの壁を取れるか、どこの窓を動かせるかがユーザーでもわかるようにし、厳選プランをベースにしながら、そこからのアレンジプランを出していく考えだ。

一方、「アンディ」は3つのデザインテイスト(オーセンティック、フレンチカントリー、インダストリー)を持つが、今後、それぞれをリニューアルし、6月以降に順次発売していく。自由設計が強みであるが、設計力などが求められることから、加盟会社に対してプラン提案、CAD 入力代行の有償サービスを立ち上げる。長崎県にCAD テレワークセンターを開設、今年度中にはサービス提供を開始する。

「ニーズの多様化に対応していくためにマルチブランド化を進めていく。今回、2ブランド4カテゴリーに再構築したが、今後、さらにブランドを拡大していくことも視野に入れ、ブランドの構築を進めていく」(押谷敏樹社長)考えだ。

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