お知らせ ◆無料会員の新規登録に不具合が発生する場合がございます。ご登録いただいた後に確認のメールが届いていない場合、お手数をおかけし恐縮ですが再度ご登録の手続きをお願いしております。  ◆ハウジング・トリビューン最新刊Vol.629(2021年20号)好評発売中です   ◆有料会員サービス「Housing Tribune Online Premium」がスタートしました (2021.4)  ◆ハウジング・トリビューンが注目する注目の業務改善ツール 一覧はこちら (2020.10) ◆住宅産業総合誌「ハウジング・トリビューン」は隔週金曜発売。ご購入・年間定期購読はこちら建材・設備情報サイト「スマテリアル」は福井コンピュータアーキテクトの「3Dカタログ.com」と連携しています(2019.12)

農家発のオートキャンプ場が家族利用で好評

case2. 千葉県山武市その①

レストラン展開でさらにファンを拡大

千葉県山武市にある有野実産業株式会社「有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場」(鈴木章浩代表取締役)は、オートキャンプと収穫体験とレストランを融合させるという独自の展開で注目を浴びている。敷地は1万8000坪(5万9504平方メートル)。周辺は田園地帯だ。もともとは農家。それを活かし、種まきや収穫も体験してもらうオートキャンプ場という発想が生まれた。

宿泊をしてもらい自然を堪能し食も楽しめるという空間だ。働くのは専任が10名、パートを入れて25から30名。

宿泊には、大きくわけて3つのタイプがある。

一つは「オートキャンプサイト」。85区画がある。1区画が8m×8m。樹木で仕切られている。家族が車で来て、車の横でテントを張り、そこで宿泊をしてもらうというもの。料金は平日、祝日などで異なる。平日で2000円から。祝祭日で3000円、夏季3 5 0 0 円、ハイシーズン4000円からなどとなっている。

一つは「ログキャビン」。ベッドのある6畳一間のものが5棟ある。土日祝日料金は1万500円。家族4人だと管理費を入れて1万3800円。平日は6000円、夏季1万1000円。ハイシーズン1万1500円だ。

一つは「モーターホームサイト」。キャンピングカーを年間契約で預かるもの。12区画ある。月の駐車料金は1万5000円だ。水道、電源、汚水処理ができるダンプステーションもついている。

有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場の鈴木章浩代表取締役(左から2人目)とスタッフのみなさん
キャンピングカーを年間契約で預かるモーターホームサイト。ここで車庫証明も取得可能

「オートキャンプは、祝日、お盆、1、2月を除く毎週末、年末年始などすべて満員になります。最近は3月の春休みシーズンが多くなっています。

最近、外国の方もお見えになっています。成田空港で、キャンピングカーのレンタル会社が3社できました。日本を旅するのに徐々に増えている。ここは成田から20 分。国内を旅行し最終日に飛行機の時間に合わせてここで滞在をするという人が増えています。 軽自動車のキャンピングカーもあり改装してベッドが付いている。これは日本独自で珍しいと人気だそうです。シニア層の夫婦が借りて来るというのもあります。

ログキャビンも週末は、すべて満員になります。調理道具は持ち込みです。

モーターホームサイトは、すべて埋まっています。宿泊もできますし、ここから出かけてもいい。ここで車庫証明がとれます。千葉県警から許可をおろしていただきました。東京や千葉市内の方が多い。東京23区内だと大型キャンピングカーを駐車できるところがないと聞きました」(鈴木さん)。

園内には、トイレ、家族風呂2棟、露天風呂(男性用・女性用)、炊事場、温水シャワー、ランドリー、子供プール、直売所、それに体験農園などがある。ブルーベリー、サツマイモ、野菜類など年間50種類近くが栽培されていて、宿泊した家族の多くが収穫体験をする。

毎月、クラフト、ポップコーンやカレー作りなどのイベント、月1回は近郊農家も参加するマルシェも開催される。

4年前からイタリアンレストランを敷地内で始め、地場産の野菜や果実をメニューに取り込んでの食事も提供している。これがさらに幅広いファンをつかむこととなった。

「それまでオートキャンプ場に来る人は、ほとんど地元の人はいなかった。レストランができたことで、地域の人に知ってもらえるようになり、常連になってもらい、そのお客さんの息子さんが、キャンプで来てくれるという方もいます」と言う。

レストランは木調を主体として天井も高くゆったりとした優雅な空間がつくられている。

(case2.千葉県山武市は、その②に続く)

Housing Tribune最新刊

住宅産業総合誌「ハウジング・トリビューン」は隔週金曜日発売。年間購読者には電子版News Report「Housing Tribune Weekly」を配信しています。

ハウジング・トリビューンVol.631(2021年22号)

特集:

2030年住宅への設置率6割は可能か
初期費用、条件不利地域へのソリューション

国は2030年に住宅での太陽光発電の設置率6割を目標とする考えを示した。
現状の設置率は1~2割とみられ、非常に高い目標と言える。
100万円以上を必要とする「高額な初期費用」や、十分な発電効率を得るのが難しい「条件不利地域」といった課題があるなか、住宅事業者は設置率6割に向けてどのように取り組んでいけば良いのか──。
住宅太陽光発電マーケットの最前線を追う。

目次を見る

関連記事