平成29年の介護サービスの事業所数が「訪問介護」「通所介護」(デイサービス)ともに前年よりも大幅に増加していることが、厚生労働省がまとめた「平成29年 介護サービス施設・事業所調査」で分かった。

同調査は、全国の介護サービスの利用状況や職員の配置状況、利用者への提供内容などを把握し、介護サービス関連施策の基礎資料を得る目的で実施しているもの。

介護保険制度における全ての施設・事業所(介護保険施設、居宅サービス事業所など、延べ38万5959カ所)を対象とし、平成29年10月1日時点の状況を調査した。

それによると介護サービスの事業所は、訪問介護が前年から29施設増加し、3万5311施設と最も多い。

通所介護は559施設増えて2万3597施設。訪問介護ステーションは、前年比780施設増加し1万305施設となった。

介護保険施設の施設数は、「介護老人福祉施設」が186施設増えて7891施設に、「介護老人保健施設」が81施設増えて4322施設、「介護療養型医療施設」は128施設減少し、1196施設となっている。

そのほか、介護予防支援事業所(地域包括支援センター)についても、前年から147施設増加し、5020施設となった。

介護サービス1人あたりの月間利用回数をみると、「訪問介護」が最も多く19.7回(前回19.3回)、「通所介護」は9.1回(前回9.0回)だった。

介護保健施設ごとに要介護度別の人数構成割合をみると、介護老人福祉施設および介護老人保健施設では「要介護4」がそれぞれ、36.8%、26.7%と多くなっているが、介護老人福祉施設は「要介護5」も多い。

介護療養型医療施設では、「要介護5」が半数を超えており、より介護度が高い人が多くなっている。

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