2018.1.23

サンゲツ・塩野義製薬・ダイキン工業・帝人フロンティア ダニアレルギー対策会を発足

アレルギー性鼻炎患者の疾患に関する調査を実施

サンゲツ・塩野義製薬・ダイキン工業・帝人フロンティアの4社は、ダニによる通年性アレルギー性鼻炎の認知向上と、その対策方法の啓発を目的に「ダニアレルギー対策会」を発足した。併せて通年性・季節性アレルギー性鼻炎患者の実態調査を実施。イベントの開催やダニアレルギー対策の啓発などを通して健康づくりへの貢献を目指す。

インテリア製品を取り扱うサンゲツ、医薬品の製造・販売を行う塩野義製薬、空調機器などを提供するダイキン工業、繊維事業を展開する帝人フロンティアの4社が集まり、ダニによる通年性アレルギー性鼻炎の認知向上や対策方法の啓発を目的に「ダニアレルギー対策会」を発足した。併せて千葉大学大学院医学研究院耳鼻咽喉科・頭頸部腫瘍学教授の岡本美孝氏監修の下、通年性アレルギー性鼻炎患者と季節性アレルギー性鼻炎患者の疾患に対する認識や行動などの調査を実施。調査結果を発表するセミナーを開催した。

調査は、通年性アレルギー性鼻炎と季節性アレルギー性鼻炎の疾患に対する認識や行動の差を調べたもの。調査の結果、アレルギー性鼻炎に関して、「症状が重い」と感じているのは通年性の場合23%なのに対し季節性は41%であった。通年性の場合、日常生活への影響度は低く、症状に慣れている傾向があり、「薬を飲む必要もない」との回答が70%を超える結果となった。この他にも様々なアンケートを実施した結果、日本人の65%はアレルギー性鼻炎に悩まされている可能性があることが判明。そのうちの62.4%が病院での治療を受けていないことがわかった。


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