すてきナイスグループ 戸建住宅の販売が好調、年間1000棟も視界に
2017年度上半期は増収減益に
すてきナイスグループの住宅事業が好調だ。最高等級品質住宅「パワーホーム」を中心に戸建住宅の販売が順調に伸びており、年間1000棟体制も視界に入ってきた。重点エリアに集中した営業展開により、さらなる拡販を目指す。
すてきナイスグループの戸建住宅の販売が好調だ。同社が発表した2017年度上期の業績では、主力の建築資材事業の売上高が817億9400万円で前年同期から8億9000万円減少した一方で、住宅事業は266億9000万円で同37億8500万円増えた。この結果、全体の売上高も1118億8700万円と前年同期比2.6%増加した。
住宅事業を牽引したのが、「パワーホーム」を中心とする戸建住宅だ。「パワーホーム」はオリジナルの専用金物を用いた木造軸組み工法「パワービルド工法」を採用することで、高い強度と耐久性を実現。最高等級品質を確保しながら30歳までに持てる住宅を目指した住宅。耐震等級3、断熱等性能等級4、維持管理対策等級3、劣化対策等級3の性能を有しながらも価格を抑えた。注文住宅に加え分譲住宅でも展開している。「パワーホーム」を中心に、2016年度の831戸から2017年度は950戸の戸建住宅の販売を見込んでいる。
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