全館空調の住宅はダニアレルゲン量が減少
パナソニック ホームズがダニ繁殖抑える住環境を調査
全館空調を導入した住宅では、ダニアレルゲン量が明確に減少することが、パナソニック ホームズの調査で明らかになった。
近年、気候変動の影響によって夏季の高温多湿化が進み、住宅内はダニの繁殖が活発になるとされる環境条件(温度25~30℃、相対湿度60%以上)に達しやすくなっている。さらに、住宅の高断熱化によって冷房効率が向上する一方で、個別空調では除湿量が十分に確保されにくい場合があり、ダニの繁殖しやすい住環境につながる可能性も指摘されている。
今回の調査は、東京アレルギー・呼吸器疾患研究所と共同で実施したもの。実際に人が居住する戸建住宅(36棟)を対象に、全館空調と個別空調では床・寝具中のダニアレルゲン量、室内の温湿度、空気質にどのような変化があるのかを計測した。
その結果、全館空調では室内の相対湿度がダニの繁殖しにくい水準である60%以下に保たれ、床・寝具中のダニアレルゲン量が有意に減少することが確認された。具体的には、国際的な疫学研究でアレルギーを引き起こすリスクが高まるとされる基準値(2μg/g dust)を平均的に下回った。
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