GX志向型住宅の補助継続へ 「みらいエコ住宅2026事業」を創設
環境省、国土交通省、経済産業省が令和7年度補正予算の概要公表
環境省、国土交通省、経済産業省は、2025年度の補正予算の概要を公表、3省が連携しGX志向型住宅の新築や、省エネリフォームへの補助を実施する「みらいエコ住宅2026事業」を創設する方針を明らかにした。

GX志向型住宅の新築に対する補助制度については、断熱等性能等級6以上といった要件を満たした住宅に対して補助を実施する。戸建だけでなく、集合住宅も補助の対象になる。
補助対象住宅の概要
| 住宅の種別(形態・立地を含む) | 断熱性能 | 一次エネルギー消費量の削減率 | 高度エネルギーマネジメント | |||
| 再エネ除く | 再エネ含む | |||||
| GX志向型住宅 | 戸建 | 下記以外の地域 | 等級6以上 | 35%以上 | 100%以上 | HEMSの設置等 |
| 寒冷地又は低日射地域 | 75%以上 | |||||
| 都市部狭小地等又は多雪地域 | 要件なし | |||||
| 共同 | 階数1~3 | 75%以上 | ||||
| 階数4・5 | 50%以上 | |||||
| 階数6以上 | 要件なし | |||||
| 長期優良住宅・ZEH水準住宅 | 等級5以上 | 20%以上 | 要件なし | 要件なし | ||
補助金額は、地域区分1~4が1戸当たり125万円で、5~8は110万円。2025年に実施した「子育てグリーン住宅支援事業」におけるGX志向型住宅の補助額160万円から補助額が減額されることになる。
子育てグリーン住宅支援事業と同様に、ZEH水準住宅や長期優良住宅の新築も補助対象になる。子育て世帯と若者夫婦世帯を対象に、長期優良住宅は75万円(1~4地域は80万円)、ZEH水準住宅は35万円(1~4地域は40万円)の補助を行う。古家の除去を伴う場合、いずれも20万円加算される。
補助額の概要
| 対象世帯 | 対象住宅 | 補助額( )は1~4地域 |
| すべての世帯 | GX志向型住宅 | 110万円/戸(125万円/戸) |
| 子育て世帯 または 若者夫婦世帯 | 長期優良住宅 | 75万円/戸(80万円/戸) |
| 長期優良住宅(古家の除却を行う場合) | 95万円/戸(100万円/戸) | |
| ZEH水準住宅 | 35万円/戸(40万円/戸) | |
| ZEH水準住宅(古家の除却を行う場合) | 55万円/戸(60万円/戸) |
省エネリフォームに対する補助については、対象住宅の省エネ性能に応じて、一定の省エネ性能を確保するリフォームを支援する。補助額などは下の表の通り。
省エネリフォーム補助の概要
| 対象住宅 | 改修工事 | 補助上限額 |
| 平成4年基準を満たさないもの | 平成28年基準相当に達する改修 | 上限:100万円/戸 |
| 平成11年基準相当に達する改修 | 上限:50万円/戸 | |
| 平成11年基準を満たさないもの | 平成28年基準相当に達する改修 | 上限:80万円/戸 |
| 平成11年基準相当に達する改修 | 上限:40万円/戸 |
なお、環境省では①トータル断熱(住宅全体の一次エネルギー消費量のうち、暖冷房エネルギーの削減率が15%以上となるように主要居室を中心に断熱材、窓、ガラスなどを改修・交換)と、②居間だけ断熱(主要居室の居間の全部の窓を改修)を対象とした補助も行う。既存戸建住宅の補助上限が1戸当たり120万円で、既存集合住宅が15万円(玄関ドアも改修する場合は20万円)。
断熱窓への改修についても引き続き補助を行う。工事内容に応じて1戸当たり100万円を上限に補助を行う。
さらに、高効率給湯器を対象とした補助制度も継続される。既存の賃貸集合住宅を補助も実施する。
そのほか、国土交通省では、2025年度の補正予算において、住宅取得負担の軽減のために都市圏の既成住宅地における空き家などの流通促進によるアフォーダブルな住宅供給の加速化や、固定金利型住宅ローンの利用の円滑化などを実施する方針を明らかにした。
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