2025.1.29

ナック、親子二人世帯向け住宅のノウハウを発売

工務店向けに2スタイルで展開

 

ナック 建築コンサルティングカンパニーとナックハウスパートナーは、親子二人世帯向け2LDK住宅のノウハウを工務店向けに発売した。

両社は、工務店ネットワークや住宅FC事業で蓄積したノウハウを工務店向けに販売している。様々なノウハウを購入することで、工務店は集客力や取扱い商品のラインアップを強化することができる仕組みだ。

2020年の国勢調査によれば、「夫婦のみ」や「片親と子」世帯は全世帯数の29%を占めている。こうした層の住宅ニーズに応えるため、両社は販売するノウハウ商品に「ふたりスタイルの家」シリーズを追加。24年夏に、第1弾として「夫婦」をメインターゲットとした1LDK住宅のノウハウを発売した。

今回は、同シリーズの第2弾としてメインターゲットを「親子」に設定した2LDK住宅を用意。親子の年齢層に応じた2つのスタイルで展開する。

ひとつは、子育て世代向けの2階建て住宅「よせあうふたりの家」。親が30~40代、子どもが小学生程度の家庭を想定し、テレワークをしながらでも子どもの様子が確認できる「みまもりデスク」スペースを設けるなど、プライバシーと「見守り」が両立できる間取りを採用した。

もうひとつは、高齢の親との暮らしを想定した平屋住宅「かさねるふたりの家」。親が60代以上、子どもが30代以上の家庭を中心に提案する。バリアフリー設計で高齢の親に配慮したほか、ゆとりある空間設計により適度な距離感を保つことができる。

建物本体価格は1414万円~で、片親世帯・高齢者世帯などでも手を出しやすい設定となっている。