2020.9.9

ヤマダ電機、ヒノキヤグループを連結子会社に

ヒノキヤグループの上場は維持の方針

ヤマダ電機は、ヒノキヤグループに対する公開買付けを行い、連結子会社とすることを発表した。ヒノキヤグループ側も賛同を表明した。ヒノキヤグループの上場は維持していく方針だ。


ヒノキヤグループでは、今年5月中旬にヤマダ電機に資本提携と業務上の協力・連携の可能性を打診しており、両社で協議を行うなかで資本提携の判断に至ったという。

ヒノキヤグループでは、主力である注文住宅事業のほか、断熱材販売、全館空調システムの外販、さらにはベトナムでのプレキャストコンクリートパネル製造事業などを手掛けている。一方のヤマダ電機では、エスバイエルを傘下におさめたのを契機として住宅事業を強化しており、現在はヤマダホームズを中心として住宅事業の強化を進めている。

なお、現時点ではヒノキヤグループの上場廃止の予定はないという。