加速する空き家対策 埼玉りそなが16社と連携しワンストップ対応
Housing Tribune Weekly vol.747
社会問題化する空き家増加に対して、国をあげての対策が進むなか、埼玉りそな銀行が、住宅や不動産など地域事業者16社と連携し、ワンストップで空き家オーナーをサポートする「空き家まるごと解決システム」の提供を開始した。空き家の管理、利活用、売却、解体までを一気通貫で支援するもので、金融機関がハブとなり異業種企業が空き家対策に取り組むのは初の例とみられる。
埼玉りそな銀行は、2024年に「空き家対策タスクフォース」(25年に空き家対策グループに改称)を設置、空き家問題への取り組みを進めてきた。空き家オーナーが抱える悩みに対して何ができるかを検討、社内アンケートや自治体への訪問、取引先企業へのヒアリングなどを行ってきた。24年11月に一部エリアで試行を開始、25年1月には全エリアに取り組みを広げた。約10カ月で114件の空き家情報が寄せられ、そのうち12件をマッチング、解決に結び付けた。この取り組みをしっかりとした形にしようと、一緒に取り組んできた企業16社と「空き家の有効活用等の促進に関する連携協定」を締結、「空き家まるごと解決システム」をスタートさせた。埼玉りそな銀行がハブとなり、ワンストップで空き家オーナーのニーズに対応し、負担軽減や課題解決につなげる。
この記事はプレミアム会員限定記事です
プレミアム会員になると続きをお読みいただけます。
料金・詳細はこちら
新規会員登録
無料会員登録後にプレミアム会員へのアップグレードが可能になります
アカウントをお持ちの方
ご登録いただいた文字列と異なったパスワードが連続で入力された場合、一定時間ログインやご登録の操作ができなくなります。時間をおいて再度お試しください。
住まいの最新ニュース
リンク先は各社のサイトです。内容・URLは掲載時のものであり、変更されている場合があります。
イベント
内容・URLは掲載時のものであり、変更されている場合があります。
-
ウィズガスCLUB 「暮らしの未来シンポジウム2025」を開催
2025.10.01
-
CLUE 認知からファン化までのリフォーム集客戦略セミナーを開催
2025.10.01
-
ダイテック 中小工務店の働き方改革をウェビナーで紹介
2025.09.12