積水化学工業、一般地で断熱等級6仕様を標準化
Housing Tribune Weekly vol.662
住宅の断熱性能向上への動きが活発化するなか、大手ハウスメ ーカーで断熱等性能等級6を標準とする動きが始まった。脱炭素を背景に、住宅・建築物の省エネ対策が一気に加速していることに合わせ、積水化学工業 住宅カンパニーは、2024年1月から、一般地(省エネ地域区分5~7地域)で展開する平屋・2階建ての戸建全商品(鉄骨系セキスイハイム・木質系ツーユーホーム)について断熱等性能等級(以下「断熱等級」)6仕様を標準化する。
22年4月から、住宅性能表示制度の断熱等級において、ZEH水準に相当する断熱等級5が新設、さらに22年10月からHEAT20のG2水準、G3水準に相当する断熱等級6、7が創設された。25年4月には、すべての住宅・建築物へ省エネ基準の適合が義務化され、遅くとも30年までに省エネ基準をZEH水準に引き上げ、適合が義務付けられる。こうしたなかで上位等級である等級6、7への取り組みが広がり始めている。
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