2022.10.24

断熱材トップランナー制度の目標基準値を5~6%程度引き上げ

Housing Tribune Weekly vol.604

経済産業省は、資源エネルギー庁に設置されている審議会において、断熱材の建材トップランナー制度の見直しについて審議を行い、新たな目標基準値などを取りまとめた。今回はグラスウール及び押出法ポリスチレンフォームについて、目標年度を2030年度とし、目標基準値を5~6%程度引き上げる。

2050年カーボンニュートラル実現に向けて策定された「第6次エネルギー基本計画」(2021年10月、閣議決定)において「2030年以降新築される住宅・建築物について、ZEH・ZEB基準の水準の省エネルギー性能の確保を目指し、建材ト ップランナー制度における基準の強化等の検討を進める」とされている。
断熱材(グラスウールと押出法ポリスチレンフォーム)の建材トップランナー制度は、2013年12月に取りまとめられた。当時のトップランナー製品の性能値に、以降の技術開発などによって見込める効率改善値を上乗せする形で目標基準値を設定し、2022年度までにクリアすることを事業者に求めていた。


この記事はプレミアム会員限定記事です。
プレミアム会員になると続きをお読みいただけます。

新規会員登録

(無料会員登録後にプレミアム会員へのアップグレードが可能になります)

アカウントをお持ちの方

ご登録いただいた文字列と異なったパスワードが連続で入力された場合、一定時間ログインやご登録の操作ができなくなります。時間をおいて再度お試しください。