ソーラーカーポート新商品が充実 蓄電池併用で災害時も安心
Housing Tribune Weekly vol.579
ソーラーカーポートの新商品開発が活発化している。国土交通省、経済産業省、環境省の3省連携の「脱炭素社会に向けた住宅・建築物の省エネ対策等のあり方検討会」は2021年8月、「2030年までに、新築戸建住宅の6割において太陽光発電設備が導入されていることを目指す」という目標を掲げた。さらに、将来的な、太陽光設備の設置義務化も示唆しており、住宅用太陽光発電市場への注目度が高まっている。
一方で、日照時間の少ない地域や、屋根の面積の制約から、屋根へのパネル設置のメリットを十分生み出せないケースがある。また、特に既存住宅の屋根にパネルを設置するには、十分な構造上の強度が求められるため、設置のハードルは上がる。こうした屋根への設置が難しい場合の、もう一つの選択肢として、太陽電池モジュールのメーカー各社は、様々な特徴を持たせたカーポートの新商品を相次ぎ発売、新市場の開拓を進める。
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