住友不動産、新築分譲マンションでZEH標準化
Housing Tribune Weekly vol.552
住友不動産は新たに供給する分譲マンションでZEHを標準化する。高いマーケットシェアを持つ大手不動産デベロッパーがZEH標準化の方針を示したことで、今後、新築分譲マンションでのZEH化が一気に加速する可能性がある。
ZEHについては、これまで戸建住宅を中心に普及が広がっているが、分譲マンションでは取り組みが遅れているというのが実情だ。しかし、国土交通省、経済産業省、環境省の3省連携で設置した「脱炭素社会に向けた住宅・建築物の省エネ対策等のあり方検討会」が今年8月に公表した検討会のとりまとめで、「2030年までに新築住宅でZEH水準の省エネ性能の確保を目指す」という方針を示したこともあり、分譲マンションでもZEH推進の機運が高まってきた。
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