建材と連携し住まい全体を守るスマートホームデバイス「Life Assist2」

【監視性】【抵抗性】【警報性】

 

● 建材と連携し家全体で防犯
● 不審者を追尾する屋外カメラ
● 既存住宅でも簡単にスマート防犯

LIXILが提案するのは、スマートホームシステム「Life Assist2(ライフアシスト2)」を核に、玄関ドアやシャッター、窓などの住宅設備を組み合わせる“住まいの総合防犯”だ。玄関ドアやシャッター、窓といった同社の建材をデバイスと連携させ、住まい全体をひとつの防犯システムにする建材一体型の防犯は、住宅事業者だからこそできる提案だ。

屋外カメラを起点に、さまざまな防犯対策を行うことができる

なかでも、防犯の起点として重要な役割を果たすのが、2025年にリニューアルした「屋外カメラ」だ。360度の首振り機能を備え、画角から外れそうになった人物を自動追跡して撮影する。従来の定点カメラでは、人物が画角から外れると撮影できなくなってしまうが、屋外カメラは人であればおおむね10m程度の範囲で追跡できる。また、「AI人物検知」によって、敷地外を通る車や木々の揺れなどを検知対象から除外し、人を正確に検知。300万画素のカメラによって、映像上で人の顔を判別できる程度の画質も確保している。

ライフアシスト2の特長は、こうしたカメラを「見るだけ」で終わらせない点にある。連携したカメラやセンサーによる検知をトリガーとして、あらかじめ設定した機器を自動的に動かす「シーン機能」の活用により、異常を検知した際に複数の機器を連動させることができる。例えば、あらかじめ家族のスマホを登録しておくと、GPS情報が家から離れている状態で屋外カメラや各種センサが人を検知した際に、自動で電気錠「FamiLock(ファミロック)」を搭載したドアや門扉を施錠したり、電動シャッターを閉めたりすることが可能。また、連携済みの照明やテレビを点灯させることで在宅しているように見せることもできる。カメラを通じて音声を発したり、警報音やライトで威嚇したりすることも可能だ。

ガレージシャッターとも連携できるため、近年増加している車の盗難対策としても提案しやすい。条件を設定しておけば、居住者がスマートフォンを操作しなくても機器が自動で対応するため、仕事などで頻繁にスマートフォンの通知を確認したり、すぐに操作をすることが難しい施主へも提案できる。

新築・既築に適した防犯提案が可能

IoTホームリンク「Life Assist2」のイメージ。屋外カメラ、玄関ドアやシャッターなどと連携させ、“住まいの総合防犯”を実現できる

施主へのアプローチでは、新築時と既存住宅で、それぞれに適した提案ができる点もポイントだ。

新築時には、ライフアシスト2と連携できる建材・設備を組み合わせ、住まい全体を一つのシステムとして防犯設計することができる。特に屋外カメラは、通信の安定性を考慮し有線LANでの接続を推奨しており、壁を塞ぐ前から配線を計画できる新築時であれば、スムーズかつ美しく施工できる。

一方で既存住宅では、すでに電気錠「FamiLock」や電動シャッターを使用している場合、ライフアシスト2を追加することで既存設備と連携し、簡単にスマートホーム化を図ることができる。防犯設備への関心がそれほど高くない施主に対しては、まず生活利便性を実感しやすい電動シャッターなどを提案し、将来的な防犯ニーズの高まりなどに応じてライフアシスト2やセンサーなどを追加する方法もある。

同社によると、一時期よりも侵入盗などに関する報道が減ったことで、「安全になった」と認識している施主も少なくないという。そうした場合は、報道が減ったことと住まいの防犯リスクが低下したことは必ずしも同じではないことを伝え、防犯を日常の住まいづくりの一部として考えてもらうことが重要だ。住まいの設備同士をつなぎ、検知から対応までを自動化するライフアシスト2は、住宅事業者が「敷地全体をどう守るか」という視点で、防犯と暮らしの利便性を両立した住まい提案の一つの手段となる。

LIXIL
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