New   2026.9.7

クラダシ、食×エネルギー×住で循環型まちづくり DXシステム転用で「住宅価値評価インフラ」構築へ

ストック時代を切り拓く【買取再販】

 

フードロス削減のためのECビジネス「Kuradashi」などを展開するクラダシ(東京都品川区、河村晃平代表取締役社長CEO)が、空き家再生事業に参入した。

2014年創業の同社は、賞味期限が迫った商品や季節商品などのフードロスになる可能性のある食品を協賛価格で買い取り、ECサイトでお得な価格で提供するフードロス削減事業で実績を重ねてきた。「日本一のインパクト企業グループへ。」というビジョンのもと、中長期的な成長を見据え25年1月には再生可能エネルギー事業に進出。さらに、26年4月に放置空き家をはじめとする未活用不動産の再生事業への進出を発表した。「食」「エネルギー」に続く、第3の柱として「住」の領域を位置づけ、循環型社会の形成に向けたインパクトビジネスを加速させる。

不動産投資・運用の知見を持つIntegrity(東京都新宿区、西山智史代表取締役)と共同で合弁会社Nestiaを設立。未活用不動産を循環させる「Kuradashi Estate」事業を立ち上げ、放置された不動産を買取再販する「売買事業」、安価で良質な住まいとして社会に供給する「賃貸管理事業」、法人顧客向けに宿泊などへ再生する「施設事業」、インパクト投資を呼びこむ「ファンド事業」の4つの事業を展開していく。新合弁会社Nestiaの代表も務めるクラダシの河村晃平代表は「フードロス事業で培ってきた『もったいないを価値に変える』という思想とブランド力を活かしていきたい」と語る。参入発表以来反響は大きく、多数の企業から連携打診の相談も多く寄せられているという。

「Kuradashi Estate」事業のビジネスモデル


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