New   2026.7.30

中央グリーン開発、東京・清瀬市で47邸の大型分譲プロジェクト

「駅遠」の不利を豊かな緑と条件の良さで克服

 

ポラスグループの中央グリーン開発が、東京都清瀬市内に全47邸の大型分譲地「ブリスト清瀬 東京フェーズ47」を開発した。

東京都清瀬市は多摩地区北部に位置し、市域の約46%を緑地が占める。中央グリーン開発による清瀬市内の分譲地「ブリスト清瀬 東京フェーズ47」は、埼玉県新座市との境に開発した47邸の大型プロジェクトで、最寄のJR武蔵野線新座駅、西武池袋線清瀬駅からともに歩いて30分以上を要する。交通利便性が高いとは言えない場所だが、豊かな緑やコミュニティ形成など独自のまちづくりが奏功し、24年11月の開始から順調に販売が推移。モデルハウスの残り1棟で、完売となる。

畑だった土地を仕入れ、プロジェクトが始動した4年前はコロナ禍の真っ只中だった。地方移住を模索しつつも都心へのアクセスを維持したいという新たなニーズを意識し、まちづくりのコンセプトを「雑木の森で穏やかに過ごす」と定めた。一般的な分譲地よりも敷地内の緑量を増やし、高さのある高木をふんだんに配置することで、美しい雑木林に包まれているかのような景観創出に努めた。

まちの顔となる入口には、重厚なエントランスファサードを構えた770㎡の広大な公園を整備。遊具の代わりに階段状のアプローチやデッキ、ベンチを配して、コミュニティの起点とした。行政指導により公園を囲むフェンスは必須であるため、植栽の間に置き、なるべく目立たないように工夫した。

まちの中心部にある「つむぎテラス」。見学時には、散歩中の住民と犬が、東屋の日陰で休憩していた

一区画を公共拠点に

だが、この分譲地の大きな特徴は公園ではなく、その向かいに創設した126㎡の防災・コミュニティ拠点「つむぎテラス」にある。宅地一区画分をあえて公共のスペースとしたのは、行政管轄となる公園の活用に限界があったことが背景にある。


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