2026.7.23

タカラスタンダード、高級マンションに向けたハイエンドブランド立ち上げ

意匠への徹底的なこだわりで空間の価値を高める

 

タカラスタンダードが新ブランド「Artevo(アルティーヴォ)」を立ち上げた。高級マンションをターゲットとする高級キッチンブランドで、2030年に売上高20億円を目指す。

「Artevo」(アルティーヴォ)は、タカラスタンダード初となるハイエンドブランド。同社はこれまで普及価格に絞った商品展開にこだわり「特注品は避け、マスマーケットでの収益性を高めようとしてきた」(小森大社長)。しかし、国内のキッチンシェア30%とナンバーワンを占めるなか、「スタンダードからハイエンドまで、日本のモノづくりを世界に発信していきたい」(小森社長)と、新たなチャレンジに乗り出した。

住宅に対する価値観が多様化し、市場も大きく変わりつつある。新築分譲マンション市場は縮小傾向にあるが高級ゾーンに限れば伸長、高級マンションの供給戸数は2021年度から25年度にかけて2.16倍に拡大している。一方、同社の新築マンションにおけるキッチンのシェアは81.2%を占めるが、残りの18.8%は一部のデベロッパーと高級ゾーンのマンション。この高級マンション市場に対応することでさらなるシェア獲得が期待できる。

「アルティーヴォ」は、意匠性への徹底的なこだわりが大きな特徴。素材、設備、住空間までを一体で提案する自由設計のフルオーダーキッチンだ。新ブランド創設にあわせて開設したショールーム(東京都港区)に展示した3つのコンセプトモデルは、この特徴を具現化したもの。

新ブランド「Artevo」と小森大社長


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