2026.7.16

三和シヤッター工業 商業施設などのシャッターの遠隔管理IoTシステム

無線化により導入コストを大幅削減

 

建物の開口部を一元管理するIoT基盤「RemoSma(リモスマ)プラットフォーム」を構築、それに基づく新たなIoT管理サービス「Remo SmaPro(リモスマプロ)」の全国展開を開始した。

近年、建築・不動産業界および建物管理の現場では、労働力不足への対応と業務効率化が喫緊の課題となっている。特にシャッターをはじめとする開口部設備は、日常の開閉操作や安全確認、定期的な巡回点検において、管理者の人的・時間的リソースを多く消費してきた。こうした現地対応が中心の管理体制に一石を投じるのが「リモスマプロ」である。同社が構築した「リモスマ プラットフォーム」を活用することで、開口部設備の状態を遠隔からデータで統合管理し、効率的な運用を可能にした。対象は軽量電動シャッター、重量電動シャッター、高速シートシャッターの“クイックセーバー”で、他社製品への取り付けも相談できる。

機能は「遠隔監視」「遠隔操作」「異常通知」「予防保全」の4つを備えている。

「遠隔監視」では、各拠点や物件に設置されたシャッターの開閉状態などをリアルタイムで把握できるため、管理者が現地を巡回して確認する負担を軽減する。

「遠隔操作」では、管理画面から複数拠点のシャッターを個別に操作できるほか、照明や自動ドア、レジ機などとの連携、営業時間に合わせてシャッターを開くといったタイマー設定もできる。シャッターの開閉時には音声と光による注意喚起を行い、センサーが障害物や人を検知した場合は自動停止するなど安全性にも配慮した。なお、「クイックセーバー」は食品倉庫やクリーンルームなどの衛生管理・空調維持を担う特性上、自動開閉となっていることが多いため「遠隔操作」の対象外となっている。

操作画面の様子。ブラウザ上での操作が可能


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