積水化学工業 住宅カンパニー リフォーム、買取再販注力でポートフォリオ転換を加速
中期経営計画発表28年度に売上高5900億円、営業利益450億円へ
積水化学工業が、2026年度から2028年度までの3カ年の中期経営計画を発表した。住宅カンパニーは、リフォームや不動産・買取再販などの成長領域に資本を重点配分し、ポートフォリオ転換を進める。
新中期経営計画における28年度の住宅カンパニー売上高目標は、2025年度実績から538億円増の5900億円、営業利益は同78億円増の450億円とし、カンパニー制導入以降の過去最高業績の更新を目指す。国内の新築戸建市場が縮小を続ける中、成長が見込めるリフォーム、レジデンシャル(不動産・買取再販)事業に資本を重点配分し、新築住宅事業偏重からのポートフォリオへの転換を進める。
3つの事業別施策をみると、住宅事業では都市部と地方の二極化戦略を徹底し、売上高は3550億円(25年度比130億円増)、営業利益215億円(同24億円増)を目標とする。富裕層が多く堅調な都市部では「2030首都圏1.5倍戦略」を掲げ、戸建・分譲・集合の全領域での受注増大を目指す。戸建においては、25年に発表した同社最高級戸建ブランド「ELVIA(エルビア)」は全国平均単価が約7000万円、都市部では約1億円にのぼり、売上増に貢献している。吉田匡秀プレジデントは「ゴールデンウィークに(エルビアの)展示場が3棟オープンした。実物を見せながらの本格的な販売ができるため、さらなる伸びを期待している」と手応えを語る。
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