コスモスイニシア、長く愛された温泉施設の跡地に分譲マンション 記憶を引き継ぎ、街に溶け込むデザインと暮らしやすさを
地域に愛された温泉施設の跡地に建設した「イニシア祖師ヶ谷大蔵」が竣工。
第一種住専の低層の街並みに溶け込むデザインなどがポイントだ。
コスモスイニシアが創業50周年のフラッグシッププロジェクトとして開発を進めてきた新築分譲マンション「イニシア祖師ヶ谷大蔵」(東京都世田谷区)が竣工した。
同社は2025年6月に、新築分譲マンション「INITIA(イニシア)」と、新築分譲一戸建「INITIA FORUM」における新たなブランドタグライン「人生を変える、心地よさ。」を設定した。「イニシア祖師ヶ谷大蔵」は、このブランドタグラインを形にしたものと言える。
建設地は、この地で長く愛されてきた「祖師谷温泉」の跡地。同施設は、建物・設備の老朽化で23年3月に閉店した。「イニシア祖師ヶ谷大蔵」は「この街に暮らす人にとって愛される住まい」をコンセプトに掲げた。施設の取り壊しに当たっては、オーナーや利用者に施設が閉館することを受け入れてもらうためのプロセスとして、関係者・地元への感謝を伝え、思いを継承していく「館謝の会」を開催した。施設の閉館翌日に、オーナー、従業員、関係者だけでなく、利用者・地元住民にも建物の最後の姿を見ることができる内覧会を実施したもので、400人近い来場があった。
その跡地に竣工した「イニシア祖師ヶ谷大蔵」は、鉄筋コンクリート造の地上4階建て、建築延床面積は3071.33㎡。総戸数34戸(2LDK~3LDK)で、専有面積は46.67~119.122㎡と幅広く、価格も6898万~2億8858万円である。第1種低層住居専用地域で、低層住宅が連なる街並みに配慮し、周辺環境と調和するボリューム感と配置計画を重視した設計。建物を単に敷地いっぱいに建てるのではなく、街に圧迫感を与えない“余白のある建築”を目指した。
特に外観と共用部に注力した。外観は、街と調和して陰影と柔らかさを持つもの。外壁は吹付で柔らかさを演出、外壁とサッシに段をつけて陰影を設けた。また、共用部は内側に開き自然を引き込むもの。人々が集った温泉施設の記憶を受け継ぐため、敷地内にはゆとりある空地と豊かな植栽を確保、災害時にも生かせるように、既存の井戸を残し活用する。井戸水を活用してラウンジ空間のなかに水景もデザインした。
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