このまま大工は減り続けるのか?
大工減少に歯止めがかからない。2000年時点の約65万人から2020年には約30万人へと、わずか20年間で半減した。
人手不足は住宅業界だけに限らない。どの業種も人集めに躍起なっている。このままの状況では大工減少のスピードはさらに加速しそうだ。一部の大企業は破格の待遇で人を集めることはできるが、今考えなければいけないことは、どうすれば業界全体で大工減少に歯止めをかけ反転させられるかだ。

一方で、「ものづくり」そのものに対する関心や、職業としての潜在的な人気を示す興味深いデータがある。ジンジブの「現役高校生が選ぶ、なりたい職業ランキング2025」によると1位の「接客職」に続き、2位が「ものづくり職人」となっている。また、groove agentが実施した「住宅購入、建築、リフォームに関する意識」によると、住宅検討者が最も重視する項目は、デザインや価格を抑えて「施工品質」が50.8%でトップとなった。職業としての魅力はある。消費者も大工の技術を求めている。なのになぜ大工のなり手がいないのか。
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