新築戸建のZEH化3割超え、いよいよ既存改修へ
環境共創イニシアチブが令和7年度の「既築住宅のZEH改修実証支援事業」について傾向と分析を公表した。同事業は、既存住宅をZEH超えの省エネ性能へと改修することを支援するもので、戸建住宅の外壁すべてを断熱改修し、BEI≦0.7を求めている。
結果は、申請が58件、交付が49件。5~7地域の比較的温暖な地域からの申請が多く全体の84%、また、築30年以上の割合は78%などとなっている。

特に注目されるのが、外皮平均熱貫流率(UA値)だ。同事業は改修後の性能について、地域ごとに定められた断熱等性能等級6以上の外皮平均熱貫流率を求めているが、申請時点の断熱改修計画では5~7地域で3件が断熱等性能等級7の基準に達していた。さらにBEI≦0.7、つまり基準一次エネルギー消費量から30%以上の削減要件に対して、49件中26件がGX ZEHシリーズが求める35%以上の削減率と「更に深掘りした高い省エネ効果が見込まれる計画」であることが分かった。先導的な省エネ改修を支援する事業だけに、申請・交付物件は現在の市場における代表事例と言えるだろう。
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