GX時代のスタンダード給湯機“おひさまエコキュート”

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――「おひさまエコキュート」が急速に広がりつつあります。なぜ、今、「おひさまエコキュート」なのでしょうか。

河田 「エコキュート」は電気のエネルギーと空気の熱で主に夜間にお湯を沸かす給湯機ですが、「おひさまエコキュート」は通常の「エコキュート」とは違い、主に昼間に沸き上げます。昼間に沸き上げを行うことで、太陽光発電システムで作った電気を活用し、再エネの自家消費量を引き上げる効果があるだけでなく、夜間に比べて高い温度の空気を使用する分、より効率的にお湯を沸き上げることができます。

成田 当社が調査したところ、10年以内に建てられた新築住宅の64%が太陽光発電システムを採用しています。その広がりが太陽光発電システムと相性が良い「おひさまエコキュート」の追い風になっていると捉えています。足元では「おひさまエコキュート」の伸び率は前年比約2倍の勢いで推移していますが、普及の途についたばかりで実績そのものは多くはありません。しかし、着実にお客さまから選ばれ始めています。

(左)お客さま営業部 電化推進グループ 成田菜採 グループマネージャー
(右)カスタマーテクノロジーイノベーション部 環境戦略グループ 河田志穂 課長

―― 普及の手応えは?

成田 私たちは、給湯器メーカーとともに住宅事業者を訪問し、「おひさまエコキュート」の特長をご説明したり、一般のお客さま向けには、CMやチラシを通して、「おひさまエコキュート」のメリットを訴求したりと普及の取り組みを進めてきました。少しずつ住宅事業者に理解が広がり、標準仕様として採用する事業者は増えています。

一方、一般のお客さまの認知度はまだまだ高いとは言えません。給湯器は壊れて初めて交換を意識する方が多いことから、「おひさまエコキュート」を訴求した時点では給湯器交換の必要性までを意識していただけず、提案が難しいという課題もあります。製品寿命を踏まえた早目の取り換えを提案すると同時に「おひさまエコキュート」の認知活動を進めています。

河田 太陽光発電システムの普及により、使用する電気よりも太陽光発電システムで作られる電気のほうが多くなり、昼間に再生可能エネルギーが余るという恐れも指摘されています。そのため太陽光発電システムで作った電気の自家消費を高めていくことが重要です。ただ、自家消費というと蓄電池のイメージが強いこともあります。もちろん蓄電池も有効な設備ですが、給湯器はどの家庭にも必要な設備であり、それを「おひさまエコキュート」にするだけで自家消費率を高められることを伝えていくことが重要だと考えています。

計算プログラムの改定で省エネ性能が高い評価に

―― 太陽光発電システムと相性が良い一方で、省エネ性能が非常に高いというメリットも大きい。

河田 25年4月に住宅における省エネ基準への適合が義務化になり、「省エネWEBプログラム(エネルギー消費性能計算プログラム)」が住宅事業者にとってますます重要になりました。同プログラムでの計算で良い評価が取れるかどうかは、補助金の活用にもつながる重要なポイントです。

このプログラムが改定され、給湯一次エネルギー消費量の計算過程において、「おひさまエコキュート」の沸き上げには昼間の平均外気温度を用いるようになりました。その結果、「おひさまエコキュート」の給湯一次エネルギー消費量は、従来型ガス給湯器と比べて約40%少なく、一般的な「エコキュート」やハイブリッド給湯機と比べても省エネ性能が高く評価されています。

成田 もちろんこれまでの「エコキュート」の省エネ性能も高いのですが、「おひさまエコキュート」はさらに効率が高い、給湯器のナンバーワン省エネ機器だということを伝えていきたいと思っています。

―― 省エネ性能が高いことは補助金を活用できるという点で一般の方にとっても大きな魅力です。

成田 はい。例えば、東京都の「東京ゼロエミ住宅」(補助金)についても、給湯一次エネルギー消費量が高く評価されるハイブリッド給湯機に肩を並べるほどの評価になりました。戸建住宅で最大240万円/戸と非常にインパクトが大きい制度であり、「こういう組み合わせで「おひさまエコキュート」を採用すればゼロエミの補助金が使えます」と説明を行っています。

各事業におけるエコキュートの採用率

河田 23年度のZEH支援事業の「ZEH+」の交付確定を受けた補助事業の75%が「エコキュート」を採用しています。ZEH事例の公開情報を分析すると、「GX志向型住宅水準」の住宅の90%で「エコキュート」が導入されており、省エネ性能の高い住宅において「エコキュート」が採用される傾向がわかります。25年度はZEH支援事業の「ZEH+」の要件が見直しされ、「昼間に沸き上げをシフトする機能を有する給湯機」が選択要件の一つになったこともあり、補助金の活用において「エコキュート」や「おひさまエコキュート」を選択いただくことは1つの強みになっています。

―― 太陽光発電システムの自家消費を促すうえで、新たな暮らし方に見合う電気料金プランが欠かせません。

成田 私たちは、夜間の電気代が安い「スマートライフ」と、「おひさまエコキュート」をお持ちの方向けの「くらし上手」という2つの料金プランを提案しています。「くらし上手」は、時間帯によらず電力量料金単価が同一であること、従来の従量電灯プランと比べて当社独自のポイントサービスである「くらしTEPCOポイント」が貯まることが特徴です。また、プラン加入者には、給湯器やIHクッキングヒーターなど対象設備が自然故障した際に、無料※で修理ができる「住宅設備修理サービス」が無償で付帯されています。今、他社でも太陽光発電システムと相性のよい料金プランを設定する事業者が増えてきましたが、この修理サービスは他社にはない最大の魅力です。

私たちは省エネで快適に、安心して暮らしていただくために電化を推進しており、「おひさまエコキュート」とあわせて、是非、最適な電気料金プラン「くらし上手」も選んでいただきたいと考えています。

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