システムキッチンが新たな空間を提案

動線配慮や道具の多さで念入りな計画が必要

 

キッチン空間の変化と充実

戦後、ステンレス流し台に代表されるキッチン空間の快適化や家事合理化の取り組み、そして冷蔵庫、炊飯器、電子レンジ等の新しい家電製品の導入は、日々の暮らしと住まい空間の位置づけを大きく変えて来た。

更にシステムキッチンの登場は、従来にない家族が集う新しい空間とリビングダイニングとのつながりのある空間等を提案した。
こうしたキッチンの変化、家事の変化は戦後ずっと続いてきたことである。現在においても家族や生活価値の変化が徐々に進みながら住宅におけるキッチン空間の変化も続いているともいえる。

ここ30年間を見ると、ステンレス流し台に代表されるキッチンユニットからシステムキッチンへのシフトが緩やかながら確実に進んできたことが出荷台数推移から見てとれる。


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