AIで本当に労働時間は減らせるのか
最近、AI活用で省力化をはかる事例が多い。一例として、大東建託は、AIを活用して現場監督業務を支援する「AI現場監督構想」を発表した。同社は全国で常時2000件程度の建設現場を抱えており、1人の現場監督が3件程度の現場を掛け持ちしているという。今後、人手不足を回避し、現場監督の負担をなるべく減らすため、段階的にAIを使う業務を増やしていく計画だ。第一弾として、工程内検査写真のAI自動分類システムを9月から導入する。これまでは、260項目にわたる検査項目を記録するにあたり、現場監督は膨大な量の写真の仕分けをする必要があったが、それをすべてAIが自動で行う。今後も、工程表の作成など様々な作業にAI活用を広げていく予定で、2026年までに平均残業時間を30時間から15時間に半減する目標を掲げる。さらに、現場監督一人当たりの業務効率を2028年までに20%向上させることを目指すという。

この記事はプレミアム会員限定記事です
プレミアム会員になると続きをお読みいただけます。
料金・詳細はこちら
新規会員登録
無料会員登録後にプレミアム会員へのアップグレードが可能になります
アカウントをお持ちの方
ご登録いただいた文字列と異なったパスワードが連続で入力された場合、一定時間ログインやご登録の操作ができなくなります。時間をおいて再度お試しください。
住まいの最新ニュース
リンク先は各社のサイトです。内容・URLは掲載時のものであり、変更されている場合があります。
イベント
内容・URLは掲載時のものであり、変更されている場合があります。
-
東京都合板組合連合会 ウッドフェア2025を開催
2025.08.25
-
インテグラル 「中大規模木造建築物の構造デザインセミナー」を開催
2025.08.14
-
木耐協、「気候変動による水害&お金と家と相続のこと」オンラインセミナーを開催
2025.08.08