観光庁「観光白書」:仕事より余暇を重視する割合が増加傾向
若年層ほど地方に憧れ 関係人口拡大にビジネスチャンス
仕事よりも余暇を重視する傾向が強まっている。(公財)日本生産性本部の「レジャー白書2024」の調査結果(2023年)によると、「仕事よりも余暇の中に生きがいを求める」との回答が34.1%と14年の24.4%から増加傾向にあり、「仕事は要領よくかたづけて、できるだけ余暇を楽しむ」との回答も含め全体の6割超となっている。
また、内閣府「国民生活に関する世論調査」によると、「自由時間が増えた場合にしたいこと」として「旅行」を挙げた回答者は全体の61.8%と最も高く、次いで「映画鑑賞、コンサートなどの趣味・娯楽」(41.7%)、「睡眠、休養」(29.4%)、「体操、運動、各種スポーツなど自分で行うスポーツ」(28.2%)であった。旅行実施の傾向は年代ごとや同じ年代の中でもばらつきがあったものの、旅行は依然として多くの国民にとって余暇を充実させる重要な要素であることがうかがえる。

さらに、観光庁の調査において「あなたの旅行に対する考え方に最も近いもの」を尋ねたところ、どの年代においても旅行は「時間とお金に余裕がある時にするもの」との回答が最も高く、旅行は「最も大切な趣味」との回答は全体の約2~3割であった。
特に都心部に居住する若年層については、地方居住や地方とのつながりへの関心が高いとみられる。トラストバンク地域創生ラボ「東京圏の若者の地方に対する意識調査2024」によると、東京圏在住の若者のうち、約半数が地方で暮らすことに憧れを持っており、7割弱が出身地ではなくとも愛着を感じる「第2のふるさと」と呼べる地域が「ある」又は「ないがいつかは欲しい」と回答している。
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