マンションも木造で建てる時代に
“木造マンション”という新市場の創出に向けて、ハウスメーカー各社は、独自の構法・部材開発、防耐火技術開発などの動きを活発化させている。
AQ Groupは、木造建築の研究開発で培ってきた技術、知見を生かし次世代純木造マンションシリーズ「AQフォレストシリーズ」を完成させ、その第1号物件としてJR「大宮駅」近くに純木造4階建ての賃貸マンション「AQフォレスト大宮桜木町」を竣工した。日本初となる純木造ビル5階建て実大耐震実験などを経て、東京大学の稲山正弘名誉教授らと共同開発した「木のみ構法」で建設した。壁倍率35.8倍の耐力壁、外壁90分耐火認定など、日本初となるさまざまな技術が組み込まれている。一般的なRC造と比較すると建設コストを約10~30%削減可能、工期も約3分の2まで短縮できる。また、原則すべての建物でエンジニアリングレポートを取得する。RC造と同等の耐用年数65年の評価を取得することが可能で、オーナーは建物の運用計画に応じて減価償却期間22年、47年のいずれかを選択できる。同社は、地域ビルダーなどで構成するネットワーク「フォレストビルダーズ」をつくり、加盟会社と共に秋からの本格販売を計画している。
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