先端技術が住まいに生命を宿す

 

国際博覧会条約の第一条の国際博覧会の定義には「~文明の必要とするものに応ずるために人類が利用することのできる手段~」という一文がある。その点から「大阪・関西万博」で興味深い展示であったのが数々のロボットたちだ。なかでも大阪大学大学院の石黒浩教授がプロジェクトマネージャーを務めたシグネチャーパビリオン「いのちの未来」では、人間がその分身であるアバターを操作する実証実験を実施、計12体のアバターが来場者の案内・誘導サービスを行っている。

コンピュテーショナルデザインを用いてデザインされた「ivi house」の外観

ロボットやAIは、間違いなく「文明の必要とするものに応ずるために人類が利用することのできる手段」の一つであろう。今後、こうした技術をどのように社会に実装していくか、また、人と融合させていくかが重要なテーマになろう。


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