大和ハウス工業、つくば駅直結の複合施設が完成
オフィス、店舗誘致で街のにぎわい促進
大和ハウス工業が、つくばエクスプレス「つくば駅」直結の複合施設3棟を完成させた。
オフィスや商業施設の誘致で賑わいを作り出し、人口増加を続けるつくば市のさらなる活性化に貢献する狙いだ。
大和ハウス工業がつくば駅前で建設を進めてきた大型施設3棟を完成させた。企業や店舗などが入る地上5階のビル「d_ll TSUKUBA(ディールつくば)」、同社茨城支店とグループ会社が入居する地上4階建ての「大和ハウスつくば駅前ビル」、地上5階建ての立体駐車場の計3棟で、3月28日から順次オープンする。駅直結のアクセスの良さと回遊性の高さから、駅前地区の新たな交流拠点として期待される。
つくば市は「筑波研究学園都市」として官民合わせ約160の研究機関が集積する国内最大のサイエンスシティで、25年8月に開業20周年を迎えるつくばエクスプレス沿線を中心に宅地開発が進み、市の人口は05年の開通当初と比べ、25年現在で33%増加している。そうした発展の一方で「中心市街地のまちづくりをどうするのかは非常に大きな課題だった」(五十嵐立青つくば市長)。市は20年に「つくば中心市街地まちづくり戦略」を発表し、つくば駅を中心とした新たなまちづくりを進めてきた。大和ハウス工業が今回手がけた3棟の複合施設からなる「(仮称)つくば市吾妻20街区プロジェクト」もこのまちづくりの一環として位置づけられている。

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