変動型住宅ローンの金利が上昇へ 大手5行が0.25%引上げ
月4000円の負担増に
大手5行が4月から変動型住宅ローンの金利を0.25%前後引上げた。日銀の政策金利引上げにともない住宅ローンの金利上昇が広がる。
三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行のメガバンク3社と、りそな銀行、三井住友信託銀行の大手5行が、4月1日に金利変動型の住宅ローン基準金利を0.25%引上げた。日本銀行の1月の政策金利引上げを受けてのもので、新規契約者は4月1日から適用が始まっている。住宅ローン利用者の約7割が利用する変動金利型の金利上昇は、住宅取得環境をさらに厳しくさせそうだ。
変動型住宅ローンは、短期金利を目安に定める基準金利をもとに適用金利が決まる。具体的には、日本銀行の政策金利を目安に銀行が4月と10月に設定する短期プライムレートに応じて基準金利を見直し、そこから一定の引き下げ幅で変動型の適用金利が決まる仕組みだ。例えば、三菱UFJ銀行の3月の変動型の適用金利は0.345%であったが、これは基準金利2.625%から引下幅2.280%を引いたものである。
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