住宅需要は郊外へ
国土交通省が2025年の公示地価(1月1日時点)を公表した。注目されるのは住宅地の地価上昇地点数が下落地点を上回ったことであろう。
東京圏の市区別の変動率をみると、流山市(千葉県)13.6%、渋谷区11.5%、豊島区10.5%、守谷市(茨城県)9.3%、松戸市(千葉県)7.7%が上昇率トップ5だ。トップの流山市は人気の高い「流山おおたかの森」駅など「つくばエクスプレス」沿線エリアを抱える。「住宅取得支援策などが下支えとなり、交通や生活利便の高い地域を中心に一定の需要が保たれている」(住友不動産・仁島浩順)ことが背景にある。

都市部中心地でマンション価格高騰が続くなかファミリー層を中心に郊外に住宅を求める動きが進んでおり郊外の戸建分譲市場が好調だ。こうした動きに伴い郊外の地価上昇が目立つ。例えば、埼玉県では戸田市(6.2%)、蕨市(6.1%)、千葉県では中央区(6.5%)、東京都では調布市(7.0%)が変動率で上位に入っている。
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