3Dとの融合でWPCの復権なるか

 

百年住宅が日本初のWPC(壁式プレキャスト鉄筋コンクリート)工法と3Dプリンター技術のハイブリッド建築を開発した。

WPC工法は工場生産したパネルを現場で組み立てるため、耐久性・耐震性・耐火性など性能の高い建築物を短期間で建てることができる。集合住宅だけでなく戸建住宅でも採用されているが、普及しているとは言い難いのが現実だ。(一社)プレハブ建築協会のデータによると、コンクリート系一戸建住宅の販売戸数は1980年頃に6000戸前後あったものが減少を続け2023年度は293戸。プレハブ一戸建住宅に占めるシェアは0.8%に過ぎない。

WPCの構造に3Dプリンターによる壁をつけたトイレ


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