美和ロック、国内初、Matter対応のスマートロック

国内ロックメーカー初となるスマートホームの標準規格「Matter（マター）」に対応したスマートロック「PiACK（ピアック） HOME PG」を発売した。スマートホームの進展で、相乗効果を期待する。

電気錠、スマートロックについては、近年、着実に普及し始めており、新築戸建て住宅の約60％に導入されている。サッシメーカーの電気錠を標準採用した玄関ドア開発の動き、また、そうした商品をハウスメーカー、工務店などが採用する動きが加速しており、配線が必要ない電気錠の採用も増加している。操作方法についても、ICカードなどをかざすだけで施錠・解錠ができるものから、ID キーを携帯しているだけで施錠・解錠ができるハンズフリータイプ、顔認証などの生体認証タイプのものが採用されている。一方で集合住宅については、戸建て住宅に比べて普及スピードは遅く、分譲マンションは東京都心部で2割程度、全国的に見ても1割程度の普及率だと思われる。ただし、賃貸住宅については、居住者の利便性向上の観点に加えて、スマート内覧が可能となり、管理業務の効率化の観点から、オーナー・管理会社からの注目度が高まってきているという。

この記事は会員限定記事です。
無料会員になると続きをお読みいただけます。