長谷工コーポレーション、2030年ビジョンの折り返し点で社長交代
新社長に熊野専務、池上社長は技術管掌の副会長へ
2025年3月期までの中期経営計画の目標達成の見込みが立つなか、熊野専務を新社長とする社長交代を発表した。2030年の長期ビジョンに向け新たな一歩を踏み出す。
長谷工コーポレーションが取締役会を開催、池上一夫代表取締役社長を代表取締役副会長執行役員、熊野聡代表取締役専務執行役員を代表取締役社長とする社長交代を決議した。新たな経営体制のもと、持続的な企業価値の向上に向け、次期中期経営計画を推進するための社長交代で、4月1日に就任する予定。
同社は、長期ビジョンにおいて2030年3月期に目指す姿として「住まいと暮らしの創造企業グループ」への飛躍を掲げ、連結経常利益1500億円を目指している。そのビジョン実現への道筋として、25年3月期までの5カ年を対象とする中期経営計画「HASEKO Next Stage Plan(NS計画)」を策定、同期の数値目標として連結経常利益1000億円、連結子会社経常利益300億円以上、21年3月期からの5期合計連結経常利益4000億円に向けて取り組んできた。
池上氏が20年4月に社長に就任してすぐ、新型コロナウイルスの感染が拡大、21年3月期の連結決算では売上高4.3%減の8094億円、経常利益は同15.7%減の718億円に落ち込むも、翌年は売上高9097億円(同12.4%増)、経常利益818億円、(同14.0%増)と回復、以降順調な業績を続け、24年3月期にはNS計画の目標の一つである連結子会社経常利益300億円も達成した。
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