New   2025.2.6

トヨタ自動車「ウーブン・シティ」の一部が建築完了

25年秋以降に正式ローンチ 2000人居住目指す

 

トヨタ自動車が、静岡県裾野市に建設中の自動運転などの実証実験を行う未来都市「Toyota Woven City(ウーブン・シティ)」のフェーズ1の建築が竣工し、2025年秋以降に本格始動すると発表した。

トヨタ自動車は富士山の麓である静岡県裾野市の約5万㎡の敷地において、自動運転などの実証実験を行う未来都市ウーブン・シティを建設中だ。構想自体は20年に発表しており、グループ会社のウーブン・バイ・トヨタとともに開発を進めてきた。21年に裾野市にあるトヨタ自動車東日本・東富士工場の跡地で造成工事を開始。22年に建築工事に着手し、このほどフェーズ1の建築が完了した。今後、建物の内装工事やインフラ整備などを本格化させ、2025年秋以降に正式ローンチしていく。

上空から見たWoven City

Woven Cityの坂と階段が特徴的なスロープ

Woven Cityの木材が特徴的な2つの建物

都市の設計にあたり、環境への配慮やクオリティ・オブ・ライフの向上など〝ヒト〟を中心に据えた取り組みであることが認められ、コミュニティに対する認証制度である「LEED for Communities」のプラチナ認証を国内で初めて取得した。

また、建設地であるトヨタ自動車東日本・東富士工場の建屋は一部をリノベーションし、ウーブン・シティにおけるモノづくりの起点として活用していく方針。さらに、フェーズ2の造成工事もすでに開始している。


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