住宅が売れてこその

 

資材価格、労務費の高騰で持家市場が冷え込んでいる。デフレからの脱却、働き方改革で適正な賃金を労働者へということが言われる世の中で、住宅価格の高騰は当面続きそうだ。

もちろんハウスメーカー各社は無策なわけではない。都市部では、まだ需要が見込める富裕層向けに高級住宅を、郊外では、規格住宅で価格を抑え販売するといった戦略で、厳しい市場環境の中でも需要の掘り起こしを図るところが増えているが、住宅市場全体の浮揚にまでは至っていない。

経済学者ジョン・ガルブレイスによると、高度消費社会では、供給が需要に先行している、供給側が需要を操作しているという。「住宅市場浮揚の鍵」は、住宅事業者がアフォーダブル住宅を開発できるかにかかっているのではいか。(画像はイメージ)


この記事はプレミアム会員限定記事です

プレミアム会員になると続きをお読みいただけます。
料金・詳細はこちら

新規会員登録

無料会員登録後にプレミアム会員へのアップグレードが可能になります

アカウントをお持ちの方

ご登録いただいた文字列と異なったパスワードが連続で入力された場合、一定時間ログインやご登録の操作ができなくなります。時間をおいて再度お試しください。