木製ブラインドにブームの兆し
木材活用の推進で市場拡大へ期待
90年代後半に日本に広がった木製ブラインド。
いま改めて、木材の活用が推進されるなか、木製ブラインドを取り巻く環境はどのようになっているのか。
各社の取り組みを聞いた。
近年、環境配慮などの面で、炭素を貯蔵できる木材の利用が推進されている。また、木材は香りによるリラックス効果や調湿機能などで、快適な空間づくりに寄与する期待もできる。木は、古くから日本の住宅に様々な場所で用いられてきたが、今、改めて注目を集める存在となっている。
こうしたなか、改めて注目が高まりそうなのがブラインドの羽根部分(スラット)に木を、用いた木製ブラインドだ。基本的には、内装材までこだわり抜きたい高級住宅の施主や設計者などがメインターゲットであるが、その中でも、メーカーごとの注力商品やこだわりのポイントなど、個性があふれる。
(一社)日本インテリア協会の「市場規模の策定」によると2022年度の木製ブラインド市場は59.3億円。その多くはバスウッドやハードウッドなど輸入材が占めるが、国をあげて国産材の需要拡大が進められるなか、その広がりにも期待がかかる。
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