「現代・和室の会」の創設/住文化の再生こそ住産業の矜持
「現代・和室の会」の創設
戦後からほぼ80年。戦争を語り継ぐ世代はしだいに無くなりつつあるが、我々の生活を取り巻く環境は劇的に変化した。住まいしかりだ。戦後の圧倒的な住宅不足のなかで住宅産業が急成長し、住宅メーカーが提案する住宅設計、住宅様式が市場を席巻。そこでは、合理性、効率性、機能性が主導した。恐らくは、この80年で日本の住宅のほとんどが戦後の住まいに入れ替わったと見ていいのではなかろうか。そして気がつくと、その姿は欧米を模したいわゆる“洋式”であり、その勢いが結果として日本ならではの住宅様式をあえて“和式”と呼び、区別せざるを得なくなった。外国の物を舶来品などとありがたがる日本の風潮もあって“日本的”なモノはどんどん脇に追いやられ、後退していく。
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